フォト・くにさかえ 主催 (みちばた芸文協) 
  
                    長野県栄村・村づくりアドバイザー
                             若狭久男(写真家)

今年の「やさしい写真教室」は6月20日(土)、秋山の「のよさの里」周辺で行われました。当日の天気は梅雨のさなかでしたが、薄日が差すまずまずの撮影日和でした。現地に到着した参加者の皆さんは、指導者の方々と思い思いに被写体を求めて、キャンプ場の森の中や天池、大瀬の滝などに散らばり、撮影に専念しました。写真は、撮影中の参加者らの様子です。










 入選作品は、こちら            





















入選作

最優秀賞 
<てんぐのなみだ> 宮川 凛

手前のシシウドの葉っぱをてんぐのうちわに見立て、大瀬の滝をてんぐの涙に見立てて撮影しました。滝壺をあえて緑の葉で隠し、滝の流れを強調しています。みずみずしい緑の葉と白い滝の対比は、見る人の目を引きつけます。初夏の風物詩をみごとに表現しました。
タイトルも秀逸です。



優秀賞 
<あなのあいたささ> 滝沢小遙

ササの葉に虫食いの穴が、規則正しく行列を作っています。森の中でひっそりと行われている虫たちの営みがササの葉に表現されています。そんな小さな営みに目をつけ、写真に撮った撮影者の鋭い観察眼に驚きます。




優秀賞 <昔ばなし聞かせて>上倉柚子稀
天池の水面からにょっきり生えている切り株は、見る場所によっては、いろいろなものに見えます。撮影者は、子どもが親に昔ばなしをせがんでいる様子に見立てて撮影しました。なるほどそんな様子が見て取れます。
 

フォト・くにさかえ会長賞
<池が風とおしゃべり中> 上倉優那
天池の水面に、時折、風が吹き渡ります。すると、小さなさざ波が一面にわき起こります。撮影者は、その様子を池と風のおしゃべりに見立てました。その瞬間をタイミングよくとらえました。
 


 
 

講師賞 
<1本から5本> 広瀬竜也
林道脇に生えていたウド。そのウドの先端には、小さなウドの芽がついていました。撮影者の広瀬君は、この芽にカメラを向け、あたかも赤ちゃんの手のひらのように撮影しました。見過ごされがちな小さな世界に目を向けた作品です。



 
アイデア賞
<ふたごと言われても似てないんだなーオレたち> 
鈴木晧太

道ばたにアカツメクサが咲いています。あたかも双子のように寄り添っているアカツメクサを探し出し、クローズアップして撮影した撮影者の感性が光ります。また、赤紫の花の色と緑の葉の色との対比が、見る人の心に訴えます。タイトルもユニークです。 
 
アイデア賞
<フラワーパラダイス> 滝沢一史

一面の行者ニンニク畑です。折から、ネギ坊主のような行者ニンニクの花が、咲き乱れています。そんな中に、ヒメジオンがぽつんと咲いています。白い行者ニンニクの花とヒメジオンの対比が印象的です。 


 
 アイデア賞
<どこいく なにする!> 斎藤望美
たくさんのイモリが、天池の中で泳いでいました。斎藤さんは、天池のほとりに立ち、イモリがいろいろ行動している様子をじっくり観察し、シャッターを切ったのがこの1枚です。イモリ同士が会話をしているようなほほえましい様子を上手にとらえました。
 


 
フレーム賞 
<パンみたい> 滝沢嵐
トチノキの切り株が、道の脇に放置されていました。よく見るとチェーンソーの切り跡がいっぱいについています。地元の人の話ですと、木鉢を切り出した跡だと言うことです。滝沢君は、そうした不思議な模様のついた切り株をパンに見立て、シャッターを切っています。


 
フレーム賞
<うかぶ古株> 宮川千代
天池の片隅にある切り株の一群。水面に反射しているので、妖怪が群れて浮かんでいるような不思議な世界を形作っています。そんな様子をうまく撮影しました。
 


 
フレーム賞
<大瀬の冷水> 福原翔
周囲の風景をそぎ落とし、青い水の滝壺とそこに流れ落ちる白い沢水にテーマを絞り撮影したことにより、冷え冷えとした強い印象を与えました。あたかも滝音が聞こえてくるような場面です。 
 

 

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